いい感じのファイナル発見!88ccにボアアップしたリトルカブのスプロケを交換【F16-R30の乗り心地】

スプロケ30T

こんにちは、ぽちゃさんです。
誰も興味のないオッサンのブログにお付き合い頂きありがとう。

88ccにボアアップしたリトルカブのベストファイナルレシオは「フロント16丁×リア37丁」だと予想していたのですが、意に反して乗り心地がしっくりこなかったので、ドリブンスプロケットを30丁に落としてみました。

するとこんな変化がありました。

登坂能力・・・気持ちダウン
発進・・・予想してたよりマシ
平地・・・抜群に心地良い

発進はかなりモタつきますが、リトルカブに速さを求めている訳ではないので、かなり理想に近い乗り心地になりました。

ではそれぞれ、登り坂・ゼロ発信・平地に分けて、どのように変化したのかもう少し詳しく説明してゆきましょう。

2次減速比F16丁×R37丁→ F16丁×R30丁に変更した乗り心地の変化

エンジンの状況

まず現在のエンジンのカスタム状況を簡単に説明します。
こんな感じです。

上り坂

ドリブンスプロケットをここまで小さくしたので、正直上り坂はかなりキツくなると思っていたのですが、予想してたよりも坂を登っていく感じです。

緩やかな上り坂なら、エンジン回転数3,000rpm以上をキープすれば、3速でも徐々に加速してゆく程です。
また、エンジン回転数4,000rpm以上をキープしておけば、多少の坂道でも、ほぼほぼ速度が落ちる事なく登り続けます。

だだ、この回転数以下では、かなり登坂能力は低下します。
更に条件の悪い、向かい風の日や荷物を積んで走行する時なんかは、みるみる速度が落ちてゆきます。

また、絶対に避けたいのが登坂途中のシフトアップです。

3速のリトルカブはかなりのワイドレシオになっています。
緩やかな上り坂ならそれほど気にすることはないのですが、登坂途中でシフトアップをしようもんなら、エンジン回転数がパワーバンドより落ち込み、絶望的な状況になるので、そうならないように一気に坂を駆け上がるのがポイントです。

これには、上り坂に差し掛かってから準備したのでは手遅れになりかねませんので、早め早めの攻めが必要です。
何速で、どこからスロットルを開け始めるのが良いのか?
こんな、坂道に進入する時の駆け引きが必要ですが、慣れてくれば楽しいもんですよ。

ゼロ発進

予想していたよりはマシでした。
ただ、登り勾配の道や向かい風などには、シビアに反応します。

妻とタンデムする時や、荷物を積んで釣りに行く時なんかは、元気な自転車の方が随分と速いくらいです。
また、発進速度が遅すぎるために、ある程度のスピードに到達するまではフラフラします。

でも1速がそこそこ引っ張れますので、真剣に発進すると、それなりに加速して走ってくれます。
(燃費が悪くなりそうなので、ぽちゃさんはしませんが・・・)

平地

平地での30km/h走行が格段に心地良くなりました。
だいたい回転数にして3,200rpmで、ほぼ理想的な気持ち良いエンジンからの鼓動が伝わってきます。

50ccの時はF16丁×R37丁のトコトコ感が気持ちの良い鼓動でした。

今は88ccにボアアップした事で力強くドコドコ感になり、これはこれでまた重厚感があっていい鼓動です。
ドリブンスプロケットを7丁少なくしたF16丁×R30丁が、ちょうど良い鼓動を感じる回転数になったようです。

まとめ

88ccにボアアップしたリトルカブのファイナルをF16丁×R30丁にした場合、アクセルに対するエンジンの反応は程良いルーズさになり、乗っていて非常に楽です。

ちなみに、各ギアで走行した時の速度に対するエンジン回転数は以下のような感じです。

【2速】
20km/h・・・3,000rpm
30km/h・・・4,000rpm

【3速】
30km/h・・・3,200rpm
40km/h・・・3,900rpm

このファイナルは、の〜んびりと走りたくなるセッティングで結構気に入っています。
やっと理想のファイナルが見つかったようです。

 

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街乗りでしたら16T-37Tの方が乗りやすいかも。
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